ペンキ画家ショーゲンさん
昨年とても素敵な本を読み、ペンキ画家のSHOGEN(ショーゲン)さんを知りました
現在はYouTubeでも様々な方の動画に出ておられ講演会で全国を回られて素敵なお話を伝えてくださっています
佐賀県にもYouTubeで人気の作家「ひすいこたろうさん」と講演に来られていました
絵と出会いすぐに退職を決意
SHOGENさんはもともと日本でサラリーマンをされていたのですが、ある時たまたま立ち寄った雑貨屋さんで1枚のペンキアートを見て、脳天を直撃するような衝撃を受けたそうです
初めての感覚で、「これだ!これで生きていこう」と思ったそうです
それは、夕焼けを背景にして動物たちが楽しそうに遊んでいる絵、アフリカのタンザニアの「ティンガティンガ」というペンキアートだったそう
そして「もうアフリカにいくしかない!」と思った彼は、その日の夕方にアフリカ行きの航空券を買い、翌日には会社に退職届をだしたとのこと!この行動力、すごいですね
公務員である父親からはもちろん猛反対を受けたそうですが、彼はティンガティンガを見た時に、自分の人生をあと押ししてくれる勇気と力をもらい、この感動は伝わるはず、この気持ちを分かち合いたい、この思いに従ったら絶対大丈夫!という確信があったそうです
きっとSHOGENさんには今のこの「多くの方にこの本が届き思いが伝わる」未来が明確に視えておられたのだと思います
そして、アフリカのブンジュ村という200人ほどが住む小さな村で生活することになった彼は、ここで幸せとは何か、どうしたら人は幸せに生きられるのかを村人みんなから教えてもらうことに
気が付いたら涙がでるほどの体験をたくさんされたそうです
幸せの3か条
ブンジュ村には「幸せの3か条」があり、その中の1つに「抱きしめられたら、温かいと感じられる心があるか」という肌の触れ合いの大切さを意味する言葉があり「人と人とが触れ合った時の肌の温かさがわからなければ、その人の言葉にも温かさや思いは乗らない」と考えられているそう
ブンジュ村に住む3歳のザイちゃんという女の子が、ある日SHOGENさんに、「ショーゲンは、肌と肌が触れ合うのが温かいってことがわかっていて、私にその言葉を言ってるの?」と聞いてきたそう
そして「ショーゲンの言葉には、体温が乗っかってないから私には伝わらない」と言ったそうです
細かい会話の内容は割愛しますが、その時のSHOGENさんの言葉は相手のための言葉ではなく、自分の名誉挽回のための言葉だったそうで、それが3歳のザイちゃんにはお見通しだったというわけです
さらにザイちゃん「言葉はね、相手をハグするように言うのよ、ショーゲンはお母さんから抱きしめられたことがないの?」「私が抱きしめてあげるね」とSHOGENさんをギューっと抱きしめてくれたそう
母親にハグしてもらったことを覚えていない彼は、ザイちゃんからハグをされて泣いてしまったとのこと
「人と話す時は、その人を抱きしめるようにして話すんだよ」ブンジュ村の子どもたちはみんなお母さんからそう教えてもらって育つそうです
なんて素敵な育て方!素晴らしい考え方を伝える村だなぁと心が温かくなりました
他にもブンジュ村の素晴らしい教えや過ごし方がたくさん
この村の教えは日本からきている
ブンジュ村の村長のおじいさんがシャーマン的な方で、昔の縄文時代の日本人と夢の中で交信していたそう
そこでこの村に現在伝わっている文化を、その縄文人から教わっていたとのこと
縄文時代と言うと、1万年以上争いのない平和な時代が長く続いたと言われていて、その証拠に縄文時代だけは武器が唯一発見されていないそうです
その平和な心を、縄文人の誰かが時空を超えてブンジュ村の村長のおじいさんに交信して伝えてくれていたのでしょうね
きっと縄文の人々は自分自身を内観したり、ゆっくりとすごす時間を設けたり、自分の心に従って自分のために生きていたのでしょう
ブンジュ村の挨拶である「今日だれのために生きる?」はそのような意味も含まれているのだと私は感じました
日々の生活を営んでいると、ついつい外側に意識が向き、誰かのための人生になりつつありますが、この村の方々のように自分を大切にし自分をまず満たし、その上で周りにも愛を伝えられる人になりたいと思いました
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