Lyraの“第二章”

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私が読書好きの父から贈ってもらった本の中に「京セラフィロソフィー」というものがあります
これは、この著者である稲盛和夫さんの考え方が書かれているもので
もともと京セラという会社の中で共有されていた経営と人生の指針のような本です

最近ふと気になってパラパラと改めて見返してみました

稲盛和夫さんについて

稲盛和夫さんは、日本を代表する実業家で、京セラやKDDIの創業者でした
晩年には、日本航空(JAL)の再建にも尽力され「経営の神様」とも呼ばれていました

でもそれ以上に、私が惹かれたのは、稲盛さんの「人としてどう生きるか」「働くとは何か」という、誠実であたたかな視点でした
今、長かった土の時代から風の時代へと突入したと言われています
この本の中身はまさに、「コツコツ積み上げること」「長く続けることが美徳」「安定=成功」というような、これまで約200年続いてきた土の時代の生き方・働き方の視点も多く盛り込まれています

ですが、その中にも「目に見えないものが価値の中心」、「個人の感性や多様性の尊重」など、風の時代の軽やかな考え方や教えがエッセンスのように散りばめられているのを感じます
どちらの視点もとても大切で、土の時代の土台を持っているからこそ、風の時代を軽やかに楽しめるのではないかと私は感じています
(これからは、心で感じる繋がりや、目に見えないエネルギーを大切にしながら、それぞれが自由に楽しく輝く時代へとシフトしていくのだと思います)

そんな中、この本はただ成功するためではなく、「心をどう磨き、どう調和の中で生きていくか」を教えてくれるものだと感じました

リラメソッドや日々の施術に関わる今の私にとっても、この本から多くの学びがありました
ここに、私なりに感じた要点をまとめてみたいと思います

Lyra的「京セラフィロソフィー要点」

  • 心を高めることが、すべての土台
    人生のすべては、自分の心の波動から始まる
    だからこそ、まずは自分を整えることが一番の仕事
  • 誠実さを軸に生きる
    誰に対しても、どんな時も、真摯であること
    誠実さは、目に見えない信頼となって広がっていく
  • 利他の心を持つ
    自分のためだけではなく、目の前の人の幸せを願う
    その想いが、自然と自分にも豊かさを巡らせてくれる
    (もちろん、まずは自分を満たすことを優先で、相手の幸せを願った行動をすることで、豊かさの循環ができるのだと思います)
  • 感謝の心を忘れない
    当たり前の毎日や出逢いにこそ、深い「ありがとう」を重ねていく
  • 希望を持ち続ける
    困難の中にも、光を見つけようとする姿勢が、人生を変えていく

そして、この本の中にも「潜在意識」というワードが出てきており
「潜在意識にまで透徹する強い持続した願望をもつ」という項目には
「高い目標を達成するには、まず『こうありたい』という強い、持続した願望をもつことが必要です」
とあり、
目標を「決める」ことで、『日頃頭で考えている自分とは別に、寝ている時でもこの「潜在意識」が働いて強力な力を発揮し、その願望を実現する方向へと向かわせてくれる』
と書いてありました

経営の神様と呼ばれた稲盛さんは、きっと心の奥にある想いや潜在意識の力を信じて、味方につけてこられたのだと思います
だからこそ、あれほど多くの人や企業を照らし続けてこられたのだと私は思いました

Lyraの“第二章”

Lyraでは、これまで“癒し”を大切にしてきました
心をゆるめ、静けさの中で内側とつながること
そのプロセスを通して、深く満たされていくお手伝いをしてきました

けれど、今回の「京セラフィロソフィー」や様々な方の書籍、お話しやお言葉に触れるうちに、「癒し」のその先へ、さらに奥深くへと踏み込んでいきたいと思うようになり、私自身の意識も変化しています

これからのLyraは、癒しにとどまらず
「浄化」や「祓う」という、さらに本質的な働きかけを意図していく段階へと入ってきました

それは、ただ気持ちを整えるだけではなく
人が日々、知らず知らずのうちにまとってしまっている不要なエネルギーや古い思考、重たい波動、想念をやさしくほどき、取り除くこと、手放せるようお手伝いをすること
そしてより純粋な本来の自分へと還っていくサポートをすることです

癒しのその先へ
その方が軽やかにまっすぐ心から望む未来へ進めるように

これからのLyraでは、そんな“第二章”の在り方を静かに、でも確かに進めていきます

誰かを癒すというのは、特別なことではなく
まず自分自身を整え、その波動がそっと周囲に広がっていくようなこと

例えるなら、静かな祈りの波のようなもの

これからも、Lyraに来てくださる方が安心してご自分の心に触れられるように
そしてそれぞれの日常が
少しでもあたたかく、軽やかに変わっていくように
そんな想いで、ここに在り続けたいと願っています

Lyra


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