こんにちは、Lyraです
今日は「決めると叶う」という言葉の奥に潜む
不思議で優しい仕組みについてお話ししようと思います
Lyraのお客さまには時々
「その夢、もう心に決めていてください♪」
「それ、紙とか手帳に書きましょう!」
とお伝えしているのですが
頭の中だけで考えておくのではなく
“決める”“意図する”ことの意味や大切さについて
もう少しわかりやすくお伝えできればと思います
脳と宇宙の仕組みから見えてくること
私たちは毎日、膨大な情報の海の中にいます
それでも、なぜか必要なタイミングでぴったりの情報や出来事が目の前に現れることがありますよね
その背景には、脳や意識のとても面白い働きがあります
脳にアンテナを立てる仕組み~RASの働き~
私たちの脳の奥(脳幹といって、覚醒・注意・意識の調整を行う重要なシステムのある部位)にはRAS(網様体賦活系)というフィルターのような部分があります
RASは、無意識のうちに「自分にとって大事なもの」だけを選び取って、意識に届けてくれる仕組みです
私たち人間は、1日に約6万回もの思考をしていると言われていますが、一瞬一瞬膨大な情報が入ってくる中で、すべてを受け取ることはできません
だから脳は、「何にフォーカスするか」を決めているのです
たとえば、こんなことがありました
先日、私の友人が「そろそろ車を買い替えたいと思ってる♪」と話してくれて
ふとした直感で、「赤のFIAT!似合いそう」と伝えたんです
するとその帰り道
信号待ちをしていた友人の目の前に、赤のFIATが止まっていたそうで
驚いた友人から「もう目の前に現れた!」と、すぐに写真が送られてきました

これは偶然のようで、脳が「赤のFIAT」という情報にアンテナを立てたことで、その存在をはっきりとキャッチしやすくなった結果なのです
RASは、一度「これは大切」と認識すると、それに関連する情報を無意識のうちに探し出してくれます
量子力学と高次元の視点
この仕組みは、量子力学や目に見えない領域の視点とも深く関わっています
私たち人間も、目に見える物も、どんどん小さく分解して見ていくと、その最小の単位はすべて「量子」という小さなエネルギーの粒と波のあいだのような存在にたどりつきます
この、量子の世界では「観測するまで状態が決まらない」という性質があります
意識を向けた瞬間に、波のように広がっていた可能性が、ひとつの現実として形をとる
たとえば…
ボールが箱の中に入っているとします
普通なら「右の端にある」とか「真ん中にある」とボールのある場所がきまっていますよね
でも、量子の世界では、観測(のぞいて確かめること)する前は、ボールがあらゆる場所に同時に存在しているような状態なのです
これを「波のように広がっている状態」といいます
そして、人間が観測(見る・計測する)した瞬間に、その広がった可能性の中から、一つの場所に決まる
という不思議な性質があるのです
このしくみが、スピリチュアルな世界では、
「意識を向けることで現実が形づくられる」という考え方と結びついているのです
つまり、
「決める」ことは、可能性の海から現実を選び取る行為とも言えるのです
高次元の視点からみると、意識は宇宙の創造と深くつながっています
心から決めると、その想いが波紋のように広がって、同じ周波数を持つ出来事やご縁を呼び寄せていきます
🌸決めることで、世界が変わりはじめる
だからこそ、「決める」という行為には特別な力があります
決めると、脳が動き始めます
意識が澄んで、行動が変わります
無意識の選択が少しずつ積み重なって、やがて大きな現実をつくっていく
だから、心に浮かんだ「こうなりたい」を大切に
根拠なき確信でも大丈夫
私はいつも、根拠のない確信を持っています
自分の中のその確信を胸に、そっと決めてみてください
きっとその瞬間から現実は少しずつ動き出しています
今日も読んでくださりありがとうございます
あなたの「決める力」が優しい未来を創り出しますように
Lyra